ヨガ・ピラティスは〝隣の人と自分を比べることなく、今の自分と向き合うこと”をとても大切にします。
私は幼い頃から体を動かすことが好きでしたし、負けず嫌いでもありましたから、大会やコンクール、オーディションなど常に誰かと競い合う環境下にいました。しかし、当時の私は周りに惑わされることなく自分と向き合うことが苦手で、メンタルの弱さが課題でもありました。。
そんな私が自分自身に集中し、少しずつではありますが、物事を肯定的に捉えられるようになってきたのは、ヨガ・ピラティスの力だと思っています。
ヨガ・ピラティスが、健康や美容に良いというのは多くの方がご存知かと思います。
私もヨガ・ピラティスを始めたきっかけは健康や美容の為でした。
劇団四季の京都公演出演中に紹介してもらった接骨院の先生に「あなたは幼い頃からずっと体を酷使し続けているから、引退した後もずっと体を動かし続けた方がいいよ。そうしないと、体のバランスが崩れ、将来的に自由に体を動かせなくなってしまうよ。」とアドバイスをいただきました。
あれから10年が経ちましたが、信頼のおける先生だったのもあって、あの時のことはよく覚えています。
当時はまだ若かったので、頭の片隅にあるくらいでしたが‥年月が経ち、引退後の事を真剣に考え末、辿り着いたのがヨガでした✨その後、ヨガのインストラクターの資格を取り、体についての学びをもっと深めたい!と思い立ち、ピラティスのインストラクターの資格も取りました。

ヨガ・ピラティスをやってみて
ヨガ・ピラティスの動きは、体幹を中心に全身をコントロールしながら行っていきます。
これによって、自分の体の癖を理解し、正しく動かせるようになるため、姿勢が良くなる・ボディラインが変わる・パフォーマンスの向上・ケガの防止など様々な効果を感じ始めています☺️
家族や友達には、〝姿勢が良くなったね!、とか、足細くなった?とか、前よりカッコいいカラダになったね!〟など、褒めてもらうことが増えて嬉しかったです✨また私は、肩凝り・腰痛持ちなのですが、始める前より痛みを感じなくなりましたし、寝付きの悪さに悩んでいたのですが、楽に寝付けるようになりました♪これは背骨に意識を向けた動きが自律神経の乱れを整える効果があるためだそうです。
さらに、ヨガ・ピラティスの複合的運動は、座る・立つ・歩く・階段を上るなどといった日常動作をよりシンプルで快適なものに導いてくれることを知り、改めてヨガ・ピラティスの必要性を感じました。私の場合は、以前はよく何もないところでつまずいてましたが(笑)、今では足の運びが軽くなり、階段が苦じゃなくなってきました!いくつになっても、自分の足で元気に歩けることは誰しも願うことだと思います。
ヨガ・ピラティスの重要性
せわしない日々の中で、調子のいい日もあればそうでない日もありますよね。
ヨガ・ピラティスは心と体を整える1つのツールでもあります✨
レッスン中は雑念を手放し、動きと呼吸に集中します。
ヨガやピラティスで使う筋肉は、アウターではなく主にインナーマッスル(深層筋)です。インナーを意識的に働かせることは大変難しく、自分の身体に意識を向けなくてはできません。この時脳は、他のことを考える余裕がなくなるので、集中状態になります。
さらに、意識的に動作と呼吸を結びつけることで、脳に酸素が行き届くようになります(脳への血流がアップする)。その結果、普段はずっと考え事などで働いていた脳のあらゆる部分が休息状態になり、終わった後は身体だけではなく頭もスッキリし、疲労回復に繋がります!頭の回転率も上がるので、様々な作業効率アップの効果も期待できますよ♪