妊活

(おすすめ本紹介)その②/池川明先生の著書シリーズ「ママのおなかをえらんできたよ。」「雲の上でママをみていたときのこと。」「生まれた意味を知れば人は一瞬で変われる」


目次

(池川明先生 プロフィール)

池川クリニック院長、医学博士。胎内記憶研究の第一人者として、母と子の立場に立ったお産と医療を目指しており、様々な著書を出版されている。

【妊活中に出会った本】

妊活を始めてみたものの、そんなすぐには結果は出ず‥精神的に不安定になってしまった時、「ママのおなかをえらんできたよ。」という本に出会いました。この本に出会えたことでとても救われましたし、すぐに結果が伴わなくても涙を流すことはなくなりました。

妊活や子育てなどに悩んでいて、何かに救いを求めたい時や前向きになりたい時、そっと背中を押してくれるメッセージがたくさん込められています。子供を望まれている方、お子さんのいる方に是非パートナーと読んでいただきたい一冊です♪

「ママのおなかをえらんできたよ。」

本書は、産婦人科医の池川先生が〝胎内記憶〟を持つ子供たちにインタビューをし、その内容を中心にまとめた絵本です。

どの子どもたちも自身の胎内記憶を自分の言葉で語ってくれています。嬉しそうにお母さんに話す子どもたちのお話は、私を幸せな気持ちにさせてくれました✨

「雲の上でママをみていたときのこと。」

そして、本書をきっかけに〝胎内記憶〟に興味を持った私は、「雲の上でママをみていたときのこと。」もすぐさま読みました。こちらも「ママのおなかをえらんできたよ。」と同様、子供たちが胎内記憶の世界を語ってくれるのですが、主に〝おなかに宿る前の記憶〟にフォーカスが当てられています。また、タブー視されがちな流産についても触れられています。

【胎内記憶・誕生記憶とは】

子供たちが話してくれる〝胎内記憶・誕生記憶〟というのは、自分がお母さんのお腹の中に入る前のこと、そしてお腹の中にいた時のこと、また自分が生まれた時のこと、中にはごく稀に自分が精子や卵子だった時のことを語ってくれる子どももいるようです。

ただアンケートによると、6歳を過ぎた頃から記憶のある子は徐々に減り、成人してしまうと覚えている人は1%に減ってしまうようです。

胎内記憶について無知だった私にとって、この本を通して子どもたちが教えてくれるお話しはとても興味深く面白いものでした!

本書によると、子供たちは空の上からこちらを見ていて、自分でお母さんや生まれるおうちを選んできたと話す子もいれば、神様にアドバイスをもらった、連れきてもらったと話す子もいるようです。

ーーー本書より。子どもたちの声ーーー

「ぼくがおとうさんとおかあさんをえらんだ。知らないおじさんと空中にういていたら、家の中から笑い声が聞こえてきて、そのおじさんがこの家でいいかと聞いたので、ぼくはいいですってこたえた」

「女優さんになりたかったから、ママを選んだの。ママが一番きれいで、ママなら女優さんにしてくれると思ったの」

「まほうつかいに連れられてきたの。きらきらしてあったかい道を歩いて。その道は分かれ道がなくてまっすぐで、ずっと行くと、パパとママのおうちにつくんだ。決められた道を決められた赤ちゃんが行くんだよ。ぼく専用の道なんだ」

 

またお母さん自身が妊娠に気付く前から、「上のお子さん(お兄ちゃん・お姉ちゃんたち)」が赤ちゃんの存在を教えてくれるエピソードや、兄弟姉妹として、同じお母さんから生まれようね、と空の上で約束している仲良しの赤ちゃん、中には、上の子が空から赤ちゃんを連れてくるという素敵なエピソードもあります。

ーーー本書より。子どもたちの声ーーー

「ママ、赤ちゃん大丈夫?女の子だよ」(妊娠判明前に、道を歩いていて人にぶつかったとき、心配しての一言)

「やったあ。明日生まれてくるって」(「いつ生まれるか赤ちゃんに聞いてみて」と頼んだら、おなかに耳を当てて一言。本当に翌日生まれました)

「きのうお空に行ったら、笑ってる赤ちゃんがいたから、ママのおなかにいれておいたからね」(その後、妊娠が判明)

 

以上、本書より私が特に印象に残ったエピソードの一部をご紹介しました♪

どのエピソードも本当に心に響きます。それと同時に不思議な感覚にもなりました。

胎内記憶について信じる信じないは人それぞれでいいと思いますし、実際のどうなのかを知ることはできませんが。

赤ちゃんたちそれぞれが使命を持って、この世に生まれてきてくれたと思うと、その尊さや逞しさ、愛情に胸を打たれます。そして、自分もその内の一人だったんだよな‥と考えると、感慨深いものがあります。一日一日を大切にしたい、前向きに生きていきたいと思わせてくれました。そして、この本を読んでからは、よく空を見上げるようになりました。「よし、赤ちゃんが見ているかもしれないから今日も頑張ろう!」と☺️

「生まれた意味を知れば人は一瞬で変われる」を読んでみて

上記の2冊に出会い、更に興味を持った私は池川明先生著書「生まれた意味を知れば人は一瞬で変われる」も読んでみました。

本書は、「人はなぜ生まれてくるのか」「生きづらさはどこからくるのか」どうすればそれらを解消できるかをアドバイスしてくれる一冊になっています。

大まかな内容は、〝胎内記憶と誕生記憶ついて〟〝池川明先生の生い立ちや脳内記憶の研究について〟〝結婚のためにヒント〟〝子育てのヒント〟〝前向きに生きるヒント〟〝老い・死〟に至るまで、池川先生ならではの観点で綴られています。

子育てや仕事、人間関係に悩む人々への具体的な解決法なども書いてあるので、勉強になることはたくさんありました!

しかし、スピリチュアル系のお話が苦手な方にはあまり合わないかもしれません。。「魂」「前世」「来世」などが存在するのが前提でお話しされているので、そういうものに興味を持たれている方にはすごくおすすめできる本です✨

個人的に印象的だったのは以下の三つでした。

⚫︎「勉強しなさい!」は勉強しない子をつくる魔法の言葉

大学や大学院に入ってからトップに立つ優秀な子の共通点は、親に「勉強しなさい!」と言われたことが一度もないそうです。様々な職種が広がっている中で、それぞれの子供たちの夢と力を信じて、見守り、もっと応援してあげましょう!という内容でした。

あくまで想像ではありますが‥私の場合、我が子のことになると心配のあまりついつい色口出してしまいそうだな。。と思いました。こちらが良かれと思ってやったことが、かえって相手を追いつめてしまったり、楽しむことを邪魔してしまうことに繋がりかねないなと。

これは我が子に限らず、私も含め教える立場にいる者は心得ていなくてはならないことですよね。口を出したり、手伝ってあげることは簡単ですが、もっと辛抱強く相手の力を信じてあげることの大切さを改めて感じる事ができました。

 

⚫︎流産や死産、中絶になる赤ちゃんたちも、生まれてくる子と同様に、それぞれ目的があってお腹に宿る

ーーー本書よりーーー

「前に来た赤ちゃんはぼくだったんだよ。あのときどうして帰っちゃったかっていうと、パパとママを選んだんだけど、本当にパパとママででいいか、確かめに来たんだ。それで、だいじょうぶだと思ったので、次は本当に来たんだ」

五歳の男の子が、過去一度流産したことのあるお母さんにこう言ったそうです。お母さんはビックリ。それから嬉しくなって男の子をギュッと抱きしめました。

流産や死産、中絶になる赤ちゃんたちも、生まれてくる子と同様に、それぞれ目的があってお腹に宿るのだとか。短期滞在なのは初めから承知の上で、その間になすべきことを済ませ、また空へ帰っていくといいます。

ーーー本書よりーーー

(短期滞在の赤ちゃんは、愛のメッセンジャー)

胎話士が聞き取った、出産予定日直前に心臓が止まってしまった男の子の声。

「ぼくは生きて生まれても、死んで生まれてもよかったんだ。もっと早く流産することも、中絶されることも、もう少し前に死産されることも、生きて生まれることもできた。でも、ぼくのお母さんとお父さんには、いまぼくが帰るのが一番いいと思ったから」

このご夫婦は離婚を考えていました。でも死産をきっかけにお父さんは劇的に変わり、悲しむお母さんを支え、夫婦仲はとてもよくなったのです。別れてはいけないと、教えるために空に帰ったのです。

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このお話を読んで、どんなことにも必ず意味はあって、無駄なことは何一つないのだと思いました。「どうして私だけ?」と思うことは誰にでもあると思います。もちろん私もたくさんありました。周りの人と比べ、自分を卑下してしまう。。そんな時もありました。妊活を続けていく中で、今も落ち込んでしまう日もありますが、本を読んだり、ヨガ・ピラティスをすることで少しずつ前向きマインドにスイッチすることができるようになってきています。

本書に込められたメッセージに勇気をもらえました。

 

⚫︎リタイア後の第二の人生をスタートさせる時は、自律心と自立心を持つことを心がけよう

自律心と自立心というのは、自分を甘やかさず、常に背筋を伸ばして生きること。同時に一人の生活者として、自分の身の回りのことは、自分でやる習慣を持つこと。不摂生はほどほどにして、健康維持に努めることを指すようです。

これを読んで、自分がおばあちゃんになった時の一つの目標にしたいなと思いました。そのためにも、ヨガ・ピラティスの練習はずっと続けていきたいですし、これから先出会う様々なことを受け入れられる素直な自分でありたいと思います。当たり前のことを当たり前にやることはとても難しいことですが、自分を甘やかさず、常に背筋を伸ばして生きていきたいです✨

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